看護師 勉強

ぴょん吉NSの勉強ノート

看護師のぴょん吉です。勉強内容を載せていきます!

BACCって?

こんにちはー!ぴょん吉です。

第3回目ですね、本日も張り切っていきますのでよろしくお願いしまーす!

 

さてさて。

今回のテーマは「BACC」です。

ご存知でしょうか?

栄養の世界で聞く言葉かと思います。

筋肉をつけるのを助けてくれたりするので、リハ栄養でも注目されてますね。

 

そんなBACCを本日、ぴょん吉が下の4項目で説明していきます!

 

1.BACCって何?

2.アミノ酸ってなんだっけ?

3.BACCの特徴は?

4.BCAAを含む食品は?

 

勘の良い方なら気づきましたね?

BACCってアミノ酸です。身体を作る元となるものですね。

綺麗な皮膚を保ちたいとか、身体を引き締めたい、筋肉をつけたいという方の味方になってくれます。

 

とはいえ。

 

食物に良し悪しはありません。

脂質も糖質も不足すれば身体はうまく動けなくなります。

 

過剰に摂取する。あるいは摂取量が足りない。

 

それがいけないのです。

バランスよく食べる。これが一番大切です。

BACCを取って運動をした方がいいというデータはありますが、ほどほどに摂るのが一番。摂りすぎもだめよ!

 

それを念頭において。

さぁ、ぴょん吉とお勉強を始めましょう〜!

今日もよろしくですよ!

 

 

1.BACCって何?

さてさて。

今日のテーマであるBCAA。

こういうのをみて、思いませんか?

 

日本人なんだから日本語で書けよと。

 

ぴょん吉はよく思います。

医療の世界はアルファベットとかで表すのを好みすぎですよね。

DMとかHTとかVTとかCASとか。

上げたらキリがないから困っちゃいますよね。

 

さて、BCAAですが

これは分岐鎖アミノ酸と呼ばれるロイシン、イソロイシン、バリンのことを言います。

あれ?日本語にしても分からないぞ?ってなりましたか?笑

 

詳しく見ていきましょうか。

 

人の身体の中のタンパク質を構成するアミノ酸20種類。そのうちの9種が必須アミノ酸と呼ばれるもので、これは身体の中で作れないため、口から摂取する必要があります。

ロイシン、イソロイシン、バリンは必須アミノ酸です。

ということは、口から摂取しないと体内では作られませんね。

筋肉を構成する必須アミノ酸のうち、約30〜40%がBCAAです。

 

BCAAのまとめが下記の通り。

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さて、ここでアミノ酸ってなんだっけとなりませんか?

詳しく説明していきますね。

 

 

2.アミノ酸ってなんだっけ?

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上記がアミノ酸って何だっけの回答です。

あれ?5%より20%のが面積狭くね?とかいうツッコミはいりませんよ?

図で示したほうが分かりやすいということで書いてみましたが…

下手っぴなのはご愛嬌♡

 

さてさて。

三大栄養素の1つ、タンパク質。

主に体を作る素となるのがタンパク質です。

タンパク質ってたくさんのアミノ酸がくっついてできています。

 

アミノ酸ってつまり、タンパク質を作る材料のこと。

 

タンパク質は20種類のアミノ酸から作られます。

そのうち、9種類が必須アミノ酸

身体の中で作ることができないアミノ酸であり、口から食べる必要があります。

残り11種は非必須アミノ酸と呼ばれてますね。

 

口から肉や卵、魚などのタンパク質を摂取すると、胃でペプチドまで分解され、小腸でアミノ酸まで分解されます。

そのアミノ酸を使って身体に必要なタンパク質を再合成していくわけです。

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人の身体の中には数万種類のタンパク質があり、それぞれが違う役割を担っています。

酵素やホルモンとして代謝に関わったり。ヘモグロビンとして輸送に関わったり。皮膚など身体を作ったり。

アミノ酸って身体を作るだけじゃなく、神経伝達物質やビタミンなどの生理活性物質の前駆体としても働いています。

アミノ酸って変幻自在にいろんなものとなって様々な働きをするんですよ。

本当に働き者な子なんです。

 

 

3.BACCの特徴は?

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だから、運動時に摂取する人が多いわけです。

リハビリ時にBCAAを摂取した場合、摂取していない場合に比べ、筋肉の付きに優位な差があったという研究結果もあります。

そのため、医療の現場でもリハビリ時にBCAAを摂取していたりします。

リハタイムゼリーとかがリハビリ時に摂取するBCAAを含む補助食品として、有名ですね。

 

運動の際に2g程度、BCAAを摂取すると良いとされています。

ただ、摂りすぎると眠れなくなったりするのでご注意を。

何事もほどほどが一番なんです。摂りすぎもダメです。

 

運動の時って、蓄えられている糖質や脂質、血液中のBCAAを使ってエネルギーを作り出します。

糖質を分解すると、乳酸が発生しますが、これが疲れの原因とされています。

糖質や脂質、血液中のBCAAでもエネルギーが足りない場合、筋肉中のBCAAを利用しようとします

この際に筋肉を分解する必要がありますので、エネルギーでリハビリをすると、逆に筋肉が減ってしまうなんて事態になってしまうわけです。ここで筋損傷が起きます。

摂らなさすぎもダメって言うことですね。

 

 

4.BCAAが含まれる食品は?

BCAAを摂ったほうが良いって言っても、何に含まれているか分からないですよね。

アミノ酸だから、タンパク質に含まれてるかな?じゃあ、肉や卵とか?

なーんて、予想は出来ても。何に含まれているかなんて分かりません。

 

そんなわけで、BCAAを含む食品を紹介していきます。

BCAAを含んでいる食品はマグロの赤身、カツオ、鶏肉、牛肉、牛乳、卵などです。

あら、やはりタンパク質と言われる食材達に含まれてましたね。

 

どのくらい含まれているかと言うと?

以下の通り。

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BCAAは1日に8〜16gくらい摂ることが推奨されています。

意外にたくさん食べないと、摂れないのだと言うことに気がつきましたか?

卵だと4つ以上食べたらちょうど良い。

牛肉だと280gだったりして。

他のものを摂りすぎてしまいますよね。

1つの食品からとるのは身体に良くないのでいろんなものを食べましょう。

バランス良くが大切です。

 

さてさて。運動時とかにBCAAをって話してきましたが、吸収されて使われるまでに時間がかかってしまいますよね。

だから、サプリなどで摂ったほうが良いって言う方もいます。

私もサプリなどの栄養補助食品などを否定する気はありません。食事で摂りきれないならば不足するより補助食品を使って補ったほうがいいでしょう。

ただ。

人工的に作られたものを摂り続けると腎臓や肝臓に負担をかけてしまうと言われています。

また、食事から摂取するだけならば普通は過剰摂取にはならないのに、補助食品にて多量に摂取するがために過剰症を引き起こしたりもします。

栄養補助食品は補助をするものであって主たるものではありません。食事から摂取するのが一番生理的であり身体に良いということを念頭に置いておいてくださいませ。

 

 

ではでは!

今回はこの辺で!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

また次回お会いできることをお待ちしております!