看護師 勉強

ぴょん吉NSの勉強ノート

看護師のぴょん吉です。勉強内容を載せていきます!

CVって?

こんにちは〜!
毎度お馴染み、看護師のぴょん吉です。
寒くなってきたこの頃ですが、皆さま体調は大丈夫でしょうか?
感染症も起こりやすい時期のため、ご注意くださいまし。

馬鹿は風邪ひかぬとか言いますが。
ぴょん吉はよく風邪をひいたりいたします。
あれって引かないよってことではなく、風邪をひいても気がつかないって話なのですよね。
私はひかなーいって思わず、お気をつけくださいませ!

さてさて。

皆さまは
「AさんにはCV入ってます。」
と言ったような送りを受けたことはありますでしょうか?
あるいは首から管が飛び出しているような患者様を見た事があるでしょうか?

どちらもよくあるような光景ですよね。
ぴょん吉は整形病棟にいるため、たまぁにしか見かけませんが。
内科とかだとよくあるのでは?
病棟で看護師をやる上ではCVと呼ばれるものには出会うかと思います。

そんなことで!
今回、ぴょん吉はCVカテーテルについて勉強していきたいと思います。

今回は下の流れでCVカテーテルについてお送りします!

CVはよく病棟で見かけます。
何だったかなぁって知識が曖昧であるなら、ぜひぜひ、ぴょん吉のお勉強にお付き合いくださいまし!

ではでは、初めていきましょう!
今回もよろしくお願いします。


よく、CVと略されるCVカテーテルですが、
日本語にすると…。

こんな感じ。
日本語にすると、なんとなくどんなものかが分かりますね。
中心静脈に入ってる管かなーって。

ただ。

まだよく分からないですね。
分かったーってなったあなたは凄いです笑
ぴょん吉にはまだわからないです。
詳しく見ていきましょう。

点滴をやったりするために、中心静脈という太い静脈に留置するカテーテル
これがCVカテーテル。通称CVと呼ばれているものです。

さてさて、ここで。
中心静脈って?となったあなた。
中心静脈についても復習しておきましょう。

解剖学の教科書には中心静脈は載っていないかと思います。
それはなぜか。
中心静脈は解剖用語ではないからです。

解剖学的にいうと中心静脈とは
・上大静脈
・下大静脈
の2つを指します。

2つの血管の位置はこんな感じ。
右心房の近くにある血管で、末梢静脈に比べ、太く、血流が速いため、血管内に薬剤を投与すると、すぐに希釈されるという特徴があります。
組織障害性の高い薬剤などを投与することに適しています。

ようするに、血管に入れてすぐに薬剤が薄まるから、刺激の強い薬剤入れることができるってことですね。
抗癌剤とか高カロリー輸液とか。
末梢静脈に入れるには刺激的すぎるものを血流の早い太い血管使えば入れられるんじゃないかなって感じのものですね。


さてさて。
CVは決まった場所から留置しますが、それはどこでしょうか?
末梢静脈だと大体、腕を選択することが多いです。
では、CVだとどこだか、分かりますか?

CVの留置場所はこんな感じです。
覚え方は以下の通り。

大体、鎖骨で泣け。

てな感じで覚えると覚えやすいですね。
覚えるなら語呂合わせが覚えやすいですよね。ネット検索するといろいろ出てきて面白いですよ。

*大腿部は安全にさせるけど、オムツに触れやすい場所であり、汚染のリスクが高い。

*鎖骨は近くに肺があり、肺を刺すリスクがある。

だからこそ、長らく留置するなら頸部を選択することが多いイメージですね。
感染リスクはどこもありますし、血行性に感染するとあっという間に全身に回るから怖い。

さてさて。
CVカテーテルを挿入する太い血管について学んだところで。

中心静脈なんて太い静脈にカテーテルを留置するのはどんな時でしょうか?
今までの流れから刺激の強い薬剤である抗がん剤などを投与するときなどに使いそうだなとは分かりますが、ほかにどのような時に使うんでしょうか?

CVの適応は以下のような時です。

高カロリー輸液は末梢静脈で行うと静脈炎を起こしてしまうため、末梢静脈でやることは禁忌です。
CVは大体、高カロリー輸液をやる際に入れることが多いため、頸静脈的高カロリー栄養法とも呼ばれています。

CVカテーテルで点滴療法などをやっていくためにはCVカテーテルを管理していく必要がありますよね。
では、何を注意する必要があるでしょうか?

管理する際には抜けてしまわないように注意する必要があります。
抜けると、末梢静脈以上に出血します。
下手すれば死にます。
注意しましょう。

また、過去にCVを使用しない場合にクランプしていなかったがために、逆血により、出血多量で亡くなったなんて事例もあります。
しっかりクランプされているかを確認する必要もあります。

末梢静脈カテーテルにもシングル、ダブルと種類がありますよね。
CVカテーテルにも種類があります。
カテーテルには以下の種類があります。

ルーメンの数が少ない方が、カテーテル感染の発生率は少なくなります。

つまり、シングルが、1番感染リスクが低いというわけです。

中心静脈に挿入するため、感染してしまうと一気に重症化してしまいます。
そのため、目的に合わせ、1番少ないルーメンを選択するように注意する必要があります。
高カロリー輸液をするだけが目的ならダブルルーメンで十分であり、トリプルはいらないですよね。
感染リスクを減らすためにはトリプルではなく、ダブルを選択します。



さてさて。
CVについて学んできましたが、如何でしたか?
結構使う場面も多いため、しっかりと管理できるようにしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
ではでは。
また会いましょう!